3月5日(木)
民主党の小沢代表の公設秘書が3日逮捕され、 新聞各紙大きく紙面を割いている。 麻生さんや中川さんの体たらくを、 いや、自民党の体たらくを帳消しにするようなタイミングだ。 多くの国民が疑問視していた給付金が4日午後成立。 本来ならば、税金の無駄だ、とか、必要ないという 国民の声が大きく紙面を埋めるはずだった。 そういう意味では、麻生さんは、小沢さんに助けられた形だ。 陸山会という資金管理団体に、検察のメスが。 これを回文で表現すると、 陸山ザクリ (りくざんざくり) それにしても自民党幹部達のうれしさを隠しきれない表情。 なぜ、小沢さんだけなんだろうか。 同じ団体から献金を受けている自民党の議員にも ザクリとメスが入るんだろうか。 小沢さんだけという状態を、 自民党議員はどう思っているのか。 「(以下講談調に)小沢氏(うじ)は敵ながら 民主党を代表するあっぱれな武士(もののふ)。 何かの間違いではなかろうか。 そしてなにゆえ、小沢氏(うじ)だけなのか。 同じ団体から献金を受け取ったというのであれば、 我ら自民党の侍にも強制捜査があってしかるべき。 これから正々堂々と繰り広げられる天下分け目の大いくさを前に、 それに水を差すとは、いったいどういうことだ。 卑怯ではないか。 敵の大将が怪我をして弱った状態で戦って勝っても、 後世の名折れ。少しも、うれしうないわ~ 小沢氏(うじ)が強制捜査なら、 われら、自民党の侍も同罪。 検察よ、すみやかに同様の強制捜査をすべきであろうぞ。 それで、はじめてあいこである」 昔の心ある武士(もののう)なら、こういって、 声を上げ、自分が不利になっても黙ってないで、 不合理を訴えるのではないか。 そうしないと、敵の失態(あるいは検察の強制捜査)を ただ、内心ほくそ笑んでいるような、 喜んでいるような、いやな奴らになってしまう。
by ryoukakunokai
| 2009-03-05 23:04
| 凌鶴日記
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