6月1日(月)
郷田マモラ『サマヨイザクラ 裁判員制度の光と闇』(双葉社)を読む。 テレビドラマ化されたものは、 昨日ちょっとだけ見た。 まだ全部は見ていない。 銭湯に行ったため、後日ゆっくり見たいと思う。 その原作。 興味深く、一気に読んでしまった。 なんとドラマチックに描くんだろう。 すごい。 よく練ってある。 こういう話を作らないとだめだね。 でも実際にあんな急展開があったらすごいけど、 実際には、そこまで踏み込むこともできずに 終わってしまうんだろうな。 裁判所に提出された事実だけで判断してください って言われて、主人公のような活躍は何もできず、 あんなんでよかったのか、と、 実際は多くの人がスッキリしない思いを抱くのではないかと思う。 こっちも制度について調べていながら、 今までこの作品を知らなかった。 それは不勉強だ。 でも読んでいたとしたら、これに引っ張られて、 作れなかったかもしれない。 こういう、ぐいぐい引っ張っていく話を作りたいものだ。
by ryoukakunokai
| 2009-06-01 23:04
| 凌鶴日記
|
ファン申請 |
||