6月4日(木)
天安門事件が起こって、20年だそうだ。 20年前のこの日は確か、日曜だった。 大学の演劇研究会の千秋楽で、 終演後、多摩動物園から新宿へ打ち上げに行き、 号外が壁に貼ってあった記憶がある。 確かホメイニ師死去を知らせる号外も並んでいたと思った。 事件の翌年、中国に旅行した。 天安門に登った。 小銃を持った兵隊が厳重に警備していた。 以前共産党独裁が続いている。 民主化はされたといえるのか。 物理学者方励之はまだ外国に住んでいると 先日新聞記事があった。 そうだ、ほとんど忘れてしまったが、 ほんの少し中国語を勉強したのだった。 ツーソウ、ザイナーリー「この建物のトイレはどこですか」 ピヤオリャン「きれいですね」 ヲーシリーペンレン「私は日本人です」 小銃持った兵隊の顔つきは、キリリと引き締まり、 緊張感が漂っていた。 話しかけようものなら、銃で打たれたかもしれない勢いだった。 ツーソウ、ザイナーリー「この建物のトイレはどこですか」 などと訊ける雰囲気では決してなかった。
by ryoukakunokai
| 2009-06-04 23:14
| 凌鶴日記
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