10月9日(金)
浅草の木馬亭へ。 「両国猫塚の由来」を高座にかける。 木馬亭のおかみさんは、 今をときめく映画の根岸吉太郎監督の お母さまでいらっしゃる。 いつも受付にいらっしゃるから 本当は根岸監督のことについて、 お話をしてみたいものだと 何度も思いつつ、 遠慮していた。 賞を受賞したから、 おめでとうございますくらいは言ってもいいだろうか、 などと考えながら来てみたが、 しかし今日はいらっしゃらなかった。 本日はお休みだそうだ。 ちょっと残念。 木馬亭は、独特な雰囲気の空間だ。 中も外も。 1日から10日まで、日本浪曲協会が、 浪曲の興行を行っている。 毎日、一人講談が入る。 浪曲目当てのお客様の中で、 講談を聞いていただくから、 こっちも相当気合を入れていかないといけない。 ま、普段も気合は入れているが。 降りた後、舞台袖で勉強しているが、 浪曲もいいもんだ。 葵わか葉先生が、 「恋の田原坂」をかけていらっしゃった。 はじめて木馬亭に入ったときに、 葵わか葉先生の「恋の田原坂」に感動したことを思い出した。 何度聴いてもいいものはいいんだな~と思う。 終演後、浅草寺へ寄ってみると、 本堂の改修工事が入って、 外観が白い幕におおわれていた。 ぶらぶら蔵前まで歩く。
by ryoukakunokai
| 2009-10-09 23:47
| 凌鶴日記
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