4月13日(火)
お知らせ 4月19日(月)は 新橋レッドペッパー、 田辺凌鶴の講談を聴く会(40回)です。 19時から。 前座:一龍斎貞鏡さん 40回を記念して、豪華なゲスト・・・ というような企画は全くありませんが、 私はいつも通り、2席申し上げる予定。 思い起こせば2007年1月から お世話になっているレッドペッパー。 途中、店の場所も変わった。 新橋のライブハウス。 もともとマスターはテレビのディレクターで、 その後ライブハウスをはじめたという人。 週のはじめはあまり人が入らないから と火曜日に落語家に開放したそうだ。 だから、私より前に相当多くの落語家が お世話になっている。 「勉強する機会が少なくって」 と愚痴をこぼしていたところ、 これを耳にした先輩の落語家の鯉之助兄さんが 紹介してくださった。 店でお会いしたマスターは、私の話を聞いて、 火曜よりもっと入らないという月曜の枠を開けてくれた。 以来、新作講談のほとんどをここでかけている。 しかもここでネタ卸だ。 これまでにレッドペッパーで新作を何席かけたかは、 「これまでに作った新作講談」 で確認できるので、いつか数えてみようと思う。 それをすべてマスターは聴いている。 テレビの元ディレクターということもあって、 辛口だ。 私のお客さんがそこにいようがいまいが、 終演後の打ち上げでは、容赦ない。 「皆さん、今日は凌鶴に、つまらないって ドンドン言ってやってください」 「~じゃないと。ここで主人公はこうするんだよ」 などと話す一言一言が、 しごくもっともなことばかり。 そうか、そういう展開にするといいな~ なぜ思い浮かばなかったんだろう、 と、悩む日々が続いた。 ところがそのマスターより前回珍しくお褒めの言葉が。 「ここ数回いいね~凌鶴は師匠が亡くなって良くなってきたね~」 「そうですか?」 「でも、いいのが続いたから次はダメかもな」
by ryoukakunokai
| 2010-04-13 23:37
| 凌鶴日記
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