12月12日(日)
映画『武士の家計簿』を観る。 上映中に隣のおばちゃんが、 携帯電話の留守電を聴いていた。 その声がこちらまで聞こえる。 電源をオフに というマナー広告があるためか、 上映中に携帯のあかりを目撃することは これまで滅多になかった。 何かおかしなことがあっても 恨まれると困るので滅多に注意しないが、 今日は注意した。 だってあまりにひどすぎるから。 しまった電源を切り忘れた、すみません という感じが少しでもあれば 大目に見たかもしれない。 でも隣のおばちゃんは 携帯電話をパカッと開け(これによりこっちはあかりが気になる)、 さらに留守電を聴いていた。 漏れ聞こえる留守電に入っている声は、 決して緊急を要するような内容ではなかった。 でも何かが心配ですぐに留守電を聴いたのか。 だったら、ロビーに出て聴くという手もある。 「おばさん、電源は切らないとダメですよ」 と言った。 びっくりするような目でこっちを見ながら、 少し経って電源をオフにした模様。 上映後、明るくなる前に逃げるように去っていった。 謝ることもなく。 座席の下には、 ポップコーンとジュースの紙コップが置かれたままだった。 ひとつ後悔していることがある。 そのおばちゃんは高校生くらいの娘とおぼしき女の子と一緒だったことだ。 注意しないほうがよかったか。 演芸場でも、時々着信音が鳴ることがある。 注意していても鳴る。 どうしたらいいんだろう。
by ryoukakunokai
| 2010-12-12 23:40
| 凌鶴日記
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