4月4日(月)
地震前の出来事。 裏の公園で、壁に向って 軟式のボールを投げている野球少年がいた。 けなげに、一心に投げている。 昔そんなこともしたな〜 友人がいればキャッチボールをしたし、 一人になれば、壁に向ってボールを投げたものだ。 近頃、あまり近所で子どもが遊んでいる姿を見ない と思っていた。 時間帯が違うのだろうか。 外で遊ぶ少年もいるんだな〜 そうだ、昔、草野球で使って要らなくなったバットがあったぞ。 木製バットだ。 まだ十分使えるんだけど。捨てるのもな〜 すぐにバットを持ってきて少年に、 「このバット、もういらないんだけど、 もらってくれない?」 と訊いた。 すると少年の返事は、 「お母さんに訊いて来ていいですか?」 そうか、わざわざお母さんに訊くのか〜 「わざわざすみません、これはほんのお礼の印です」 なんてことになってもいけないから 「じゃあ、ここに置いておくから、 いらなかったら置きっぱなしにしておいて」 と言ってこちらは立ち去った。 翌日同じ場所に来てみると、 そこに、 そのままの状態で 置きっぱなしであった。
by ryoukakunokai
| 2011-04-04 23:14
| 凌鶴日記
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