5月3日(火)
高瀬善夫『一路白頭ニ到ル 留岡幸助の生涯』 (岩波新書、1982年)を読む。 不良少年の更生のために、 家庭学校を作った留岡幸助の話。 もしこれを講談にするとしたら、 どこを山場にしたらいいか。 軍談講釈が好きで、 たまたま入った「西洋軍談講釈」が キリスト教の演説会だった。 日頃聞いていた講釈は、 誰の講釈だったのか。 個人的には興味がある。 新島襄、原胤昭、ジョンハワード・・・ 留岡に劣らぬ人格者が出てくる。 これをどう取り上げるか。 有馬四郎助、好地由太郎、留岡金助の 心の変化も興味深い。 有馬が亡くなって、 翌日に留岡が亡くなるのも興味深い。 アメリカで、実際の刑務所で、 囚人たちと一緒に労務作業をさせてもらっている。 これもすごいことだ。
by ryoukakunokai
| 2011-05-03 12:05
| 凌鶴日記
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