3月14日(水)
伝統芸能情報館の図書閲覧室へ行く。 ここは、日本芸術文化振興会が管理している。 国立演芸場と同じ敷地内にある。 演芸の雑誌、書籍が閉架方式で見る事ができる。 でも今日久しぶりに行って、びっくり。 使いづらくなっている。 以前は「雑誌」の中に載っている講談の演目が、 あいうえお順で並んでいるカードが棚にあり、 その演目で、雑誌名を探し、カウンターに依頼する事ができた。 「書籍」の中に載っている講談の演目は、 あいうえお順で調べるカードは、今まで通りある。 ところが、「雑誌」の中に載っている講談の演目をあいうえお順で調べるカードが、 ごっそりなくなっている。 おいおい、どこにやったんだよ。 パソコン検索では、どの雑誌に、何の演目が入っているかはわかるが、 雑誌の名前がわからないとアクセスできない。 例えば、「安政三組盃」を少し勉強してみたい、と思った時に、 「安政三組盃」とか「安政」とパソコンで検索して、 ここの図書室にある「安政三組盃」の講談の速記が、 書籍、雑誌を問わず、一覧表で出てくれないと本当は使えない。(今は、ゼロ件、と出る) そして、その一覧に、例えば、 講談雑誌の1巻1号の中に、悟道軒圓玉の速記があるとか、 別の雑誌に松林伯円のものがあるとかがわかり、 「それじゃあ講談雑誌の1巻1号をお願いします」 と、依頼できるようなシステムになるようにお願いしたい。 確かに以前の、パソコンに検索機能がない状態からは、 ほんの少しだけ進歩と言えるかもしれないが、 でも以前は、「雑誌」の中に載っている講談の演目をあいうえお順のカードで調べ、 そのカードに雑誌名が載っている、そういうカードが、ちゃんとあったはずだ。 多少パソコンに検索機能を付けたからといって、 このカードは、まだ捨てちゃダメだ。 たまたま、今、整理中で別のところにまだ存在する事を信じたい。
by ryoukakunokai
| 2007-03-14 18:24
| 凌鶴日記
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