3月22日(木)
今日は、著作権について書いたブログを読む。 川内康範が作詞の「おふくろさん」に、森進一が付け足した台詞は、 「大きな古時計」や「キャプテンハーロック」、「科学忍者隊ガッチャマンⅡ」の作詞をした保富康午が作っているんだそうだ。 川内氏は、「月光仮面」「レインボーマン」の原作、脚本で一世を風靡した人。 わかりやすく自分なりに整理してみた。 月光仮面とガッチャマンに置き換えて、今回の一連の騒動を考えてみると、 「月光仮面」の中にガッチャマンがチラッと登場していることを「月光仮面」の作者が知る。 「月光仮面」にガッチャマンはそぐわないだろ、と、その作者は思い、 ガッチャマンが出るなんて、聞いてないぞ、と月光仮面の作者が怒った。 「ずっとガッチャマンを登場させてきたのに、なぜ今更・・・」と困惑し、 「俺がガッチャマンを入れての、月光仮面だ」という言葉に、さらに作者が激怒し、 青森の月光仮面の作者宅に持参したトラやの羊羹も突っ返された。 「了見の悪いお前には、俺の月光仮面は触らせない」と・・・ なるほど、これじゃあ作者も怒るだろう。 それはそうとして、まだまだ疑問が。 1.台詞を入れようと思ったのは、誰なのか。森かそれとも保富康午なのか。 こういう台詞を入れてもいいですか、と川内康範になぜ断らなかったのか、 というより、川内康範に「台詞を入れてみたいのですが」とか「台詞を考えていただけませんか」となぜ依頼しなかったのか。 2.森は青森に詫びに行ったが、もしお会いしていたら、何を詫びるつもりだったのか。台詞入りはもう歌いません、というつもりだったのか、台詞入りを歌いたいので、認めて下さいっていうお願いなのか。 3.台詞なしも歌わせない、という川内の訴えは、仮に法的争いとなった場合、認められないのでは、というのが法的には有力であるような状況で、将来「おふくろさん」を聞きたいという世論が起きれば、川内が折れる、と森側は思っているか、あるいは解決策をどのように考えているのか。 4.川内は、どういう状況になれば許すのか。森が何と謝れば、許すのか。
by ryoukakunokai
| 2007-03-22 22:45
| 凌鶴日記
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