8月2日(木)
とある高校に伺って、 高校生に講談を教えた。 入門すると我々が稽古する「三方ヶ原軍記」、 そして大河ドラマにもなった「山内一豊の妻」 を教材にしてみた。 できたら、 講談て面白いな〜とか、かっこいいな〜 って思わせたかったんだけど、 それにはもっともっとこちらが力量をつけないと難しいようだ。 実演してみせたところでは、ちゃんと見てくれたように思う。 でも教えるってことは、非常に難しいことだと感じた。 彼らに講談はどううつったんだろうか。 講談を読んでみて、なんと思ったんだろうか。 難しい言葉が並び、どういう意味なのかわかんないよ って感じだろうか。 ある程度の筋は、漠然とでも頭に入ったのだろうか。 世の中には難しい言葉があるんだな〜とか 難しい言葉を使って一所懸命何かやってるよ、とか 妙なことをやってるぞ、 しゃべるのって意外と面倒くさい、 などと感じてくれてもいいと思っている。 講談に挑戦してみたけど、非常に難しかった って、いつか思い出してくれればいいなと思う。 高校生は今、何に興味を持っているのだろうか、 何にワクワクドキドキするのか、 と、終わってから、ふと思ったが、 よく考えてみたらそういうリサーチは全くしてないぞ。 したほうが良かったか? そういうことは考えず、考慮せず、 今回は講談を高校生にぶつけてみた形となった。
by ryoukakunokai
| 2007-08-02 17:47
| 凌鶴日記
|
ファン申請 |
||