1月7日(月)
昨年の流行語の一つに、「大食い」がある。 華奢な女の子が、たくさんの料理を平らげる映像が 昨年、テレビから頻繁に流れてきた。 人並みはずれた胃袋の持ち主ということで、 びっくりする映像であるが、 それを場所を変えて、設定を変えて、 何度も何度も彼女が出てくる。 普段から人より多く食べているのだろうが、 テレビのように何十人前も食べているのだろうか。 テレビだから無理していないか。 食べ過ぎで、病気にならないか、 心配なのは私だけだろうか。 彼女が体調を崩した場合、 テレビ局は責任を取るのだろうか。 収録の最中に倒れる事はないのか。 あるいは急死する危険性はないのか。 これを番組スタッフはどう考えてるんだろうか。 それよりも前に、テレビの番組制作者は、 どんな意義を感じて大食いを企画するのか。 全く理解に苦しむ。 「たくさん、食べなさいよ〜」 と昔よく言われた。でも 「過ぎたるは及ばざるが如し」「腹八分目」 などとも言われた。 「たくさん、食べなさいよ〜」 と言った人も、目を丸くして驚く域に達しているのではないか。 食に対する冒涜だと、 一昔前なら言う人がいるんじゃないだろうか。 大食いについて、今、誰も、 やめなよ、と言わないのだろうか。
by ryoukakunokai
| 2008-01-07 13:35
| 凌鶴日記
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