5月19日(月)
新橋レッドペッパー(第17回)。 新店舗での講談会。 写真は後輩の神田すずさん。 演題は以下の通り。 すず「奴の小万(前)」 凌鶴 新作講談「喜多村家、散骨」 仲入り 凌鶴 新作講談「餃子を料理」 以下マスター談。 「・・散骨」は良かった。 しかし盛り上がりに欠ける。 骨を撒くところがわからなかった。 散骨について、もっと知りたい、 法事とか値段とか。 「餃子・・」は 何を言いたいのかわからなかった。 話を単純にすべきだ。 お客さんがつい見入ってしまうような工夫が必要。 ポンポンポンポンッと 畳み掛けて行くようなところがあってもいいのでは。 打ち上げの席でお客様からは、 ・自然葬の紹介で、本を使って読んでもいいと思うが、 もっとコンパクトにすべきでは。 ・餃子のレシピ紹介で、ダレてしまった。 ・餃子を作る動きを入れてもよかったのでは。 ・お客さんの感想を聴けるのは凌鶴にとって、とてもいいはずだ。 ・高座、ならびに打ち上げのお客様の声も録音すべき。 ・凌鶴はこう思うんだ、という確信を持って臨むべきだ。 ・お客さんが飽きてしまったかなという時に、 どう、それを取り戻すか。 作品を作った時の、 高座にかける前の手応えとしては、 「餃子・・」のほうがいいと個人的には思った。 しかしマスターは、「・・散骨」はいい、 「餃子・・」はダメという評価。 わからないものだ。 餃子の話の骨格を思いついたところで、 今回は、これは行ける、と油断してしまったかも。 ネタのよさだけで引っ張れるほど、 講談は甘くない。 そんなことでお客様は満足しないよね。 作り直そう。 打ち上げ後、近所の餃子の王将へ。 友人が、 「本に書いてあったんだけど、 これからの○○(凌鶴失念)に必要なこと、 話を作る、エピソード、共感」 と、言ってくれた。 あとは、エピソードと共感だな〜。 帰りの電車の中ですずさんが、 「兄さんの話は、生死に関することが多いですよね」 湯灌師、孤独死、死刑、散骨・・・ あ、本当だ。 凌鶴が新作講談で、もがいている姿は、 毎月第3月曜に見ることが出来ます。
by ryoukakunokai
| 2008-05-19 23:35
| 凌鶴日記
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