8月6日(水)
殺陣の稽古。 「瞬発力をつける稽古」だと 先生より前日にメールを頂く。 動きを先生につけていただく。 ○四方の相手。 北の相手の真っ向斬りを 下がりながら左から巻き込むように払う。 さらなる真っ向斬りを下がりながら 下段から斬り上げるように払う。 真っ向斬り。正眼の構え。 東の相手の真っ向斬りを右足を下げてかわす。 この時、刀は右手で持って剣先を下に。 再びかかってくる真っ向斬りを、 右から巻き込んで払い、袈裟斬り。 正眼の構え。 西の相手の真っ向斬りを柳で受ける。 (つばで)押し返して左からの胴斬り。 右足が後ろ。 剣先を相手に向け、正眼に構える。 南の相手の真っ向斬り、気合いの声に、 右回りに回転して相手の首に剣をつける。 この時、右足は後ろ。 鎬を背中に当て、相手が前に移動。 相手が振り返ってかかってきたところを右からの胴斬り、 左からの斬り上げ。 大上段を通って、正眼の構え。 ○柄打ち。 北の相手の真っ向斬りに、 左手を剣の嶺に持ってきておいて、 柄を相手の腹に当てる。 東の相手の真っ向斬りに 右足を引きながら右手で持った剣で柄打ち。 西の相手の真っ向斬りに 左手を剣の嶺に持ってきておいて柄打ち。 北の相手のかかって来る気配に右に避けながら 左手に持った剣で柄打ち。 注意事項。 ・体を正面にしたままの胴斬りは、右足を前に持ってこない。 ・胴斬りがドアスイングになってしまわないようにする。 当てるのではなく、引き抜く。 ・右からの胴斬りの際に、右肩が入ってしまわないようにする。 ・壁を前にして、右から左、左から右に引き抜く練習をしてみる。 ・右からの胴斬りのあと、左の八双の構えに、 左からの胴斬りのあと、右の八双の構えに持って来る。 ・右からの胴斬りのあと、左からの斬り上げは 連続わざでやってみる。 ・柄打ちは、だらッと打たない。瞬時のうちに。 ・手を伸ばすと、弱々しく見える。 いかに瞬発力がないかを痛感する。 段取りを探っているから、なお、だらっとしてしまう。 瞬発力をそこで発揮できるかどうかで、 それがメリハリになり、 作品の善し悪しに関わってくるのだろう。 それはよくわかる。 わかるけど、体は簡単には動いてくれない。 でも瞬発力が大切なのだということを知ったことは、 今日の最大の収穫だった。 高座で、立ち回りを演ずる際には、 瞬発力を意識した太刀捌き、 スピード感のある動作を入れるべきだと思った。
by ryoukakunokai
| 2008-08-06 23:37
| 殺陣の稽古
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