9月18日(金)
外国の米を買う約束をしたから、 国は外国から購入し、備蓄する。 ある一定の時期になって、 今度はその米を国は業者に売る。 その中に、農薬だか劇薬に汚染された米が混じっており、 工業用に使うという条件で売ったにもかかわらず、 加工品に使われてしまった。 三笠フーズから買ったかどうか、 加工品に使ったかどうか、 発表しないから教えてくれ、 と農水省が言う。 一転、農水省が発表する。 簡単に言うと、今回の一連の騒動は、 こういうことになるだろうか。 劇薬まみれの米が備蓄されているとは知らなかった。 備蓄米は、例えば突然の米の不作に備えて、あるいは災害時に、 国民に配ることを想定していないのか。 だとするなら、そういう非常事態に、 国民は劇薬まみれの米を食べさせられるのか。 輸入の段階で、あるいは判明した段階で、 輸入国になぜ突っ返さなかったんだろうか。 工業用のりに使えばいいんだよ と思っているとしか思えない。 「発表しないから、農水省にだけは 本当のことを教えてくれ」 その舌の根の乾かないうちに、一転発表という。 事務所費で、大もめにもめた太田農水大臣が、 ここへ来て辞任となった。 マスコミは太田大臣にこう質問すべきだろう。 「ところで事務所費なんですけど、 マスコミにだけは本当のこと教えてくれませんか、 発表しませんから」 「今回の辞任は、消費者が、やかましいかったから、 と、やっぱり考えてよろしいですか」
by ryoukakunokai
| 2008-09-19 14:25
| 凌鶴日記
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