1月24日(土)
TOHOシネマズ府中で、 映画『誰も守ってくれない』を観る。 新聞記者が、加害者の家族は迫害されて当然 という考え方を持ち、取材している。 そう考えるに至る理由として、 自分の子どもがいじめられていることを示すシーンがあった。 では、自分の子どもがいじめられていなければ そういう考えを持たなかったのか。 マスコミで働いていると、もっと普通の人でも、 だんだん過激な考えになっていくように 描けないものだろうか。 確かにマスコミの怖さは描かれているが。 犯罪被害者の遺族が、別の事件の加害者の妹を受け入れられず、 取り乱してしまうシーンがあったが、 これはなるほどと思った。 しかしなぁ、マスコミの怖さ、警察(というより組織の)怖さ、ネットの怖さを描き、 結局題名の通り「誰も守ってくれない」ことを教えてくれるのだが、 どうなんだろうか、あともう少し何かが足りないような気がする。
by ryoukakunokai
| 2009-01-24 23:48
| 凌鶴日記
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