7月21日(火)
吉沢英明著『講談作品辞典』を購入。 上中下の3冊。 吉沢先生は、長年、講談を研究されている とは伺っていたが、 こういう成果になるのはすごい。 古い講談本を相当お持ちだそうだ。 おそらく日本一お持ちなんじゃないだろうか。 ちなみに次に大阪の講談の先生、 そしてうちの師匠がその次あたりだと思っている。 しかしこのことは師匠には言えない。 師匠自身は一番持っていると自負していらっしゃるからだ。 今度わからないことがあったら、 吉沢先生に訊いてみよう。 この本のすごいところは、 あいうえお順に並んだキーワードから、 話の筋がわかるところ。 そして代表的な演者や出典の記述がある。 詳しい。詳しすぎる。 勉強しなきゃ。 何しろ知らないネタが多い。 こんなにあるのか。 諸先輩方の努力と血と涙の結晶が、 ここに詰まっている。 14000円+送料が640円。 そう考えるとこれは安い。 本当に安い。 安いけど、しかし、実際振り込むとなると、 苦しいのは言うまでもない。
by ryoukakunokai
| 2009-07-21 21:51
| 凌鶴日記
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