9月27日(日)
夜、両国亭でよせたなべに出演。 新作講談「フジヤマのトビウオ」を 高座にかける。 新橋でかけたものに対し、 若干修正を加えてみた。 いかん。 修正しなさすぎか。 「一回作ったら、 皆それで完成にしてしまうが、 それではいけない。 僕の話は、日々進化するからね」 よく師匠が言っておられる。 前座の頃、喫茶店で、電車の中で、 よく伺った。 高座にかけて直し、 縮めて、別の事柄を入れる、 とも。 今はどうか定かではないが、 師匠の新作講談の台本は、 以前ワープロで書かれていた。 上書き保存せずに、 別に2、3、4、5・・・ と名前をつけて、 保存されていた。 20くらいまであったものもある。 お部屋の整理をしていて、 古い新作講談の台本が出てきても、 それが、どの段階のものなのか、 お訊きしないとわからない。 出てきた台本を見ながら、 「いいか、ここはこう削る。 ここはバッサリいらない」 などと、教えてくださったことも 一度だけある。 まだまだ、やるべきことがたくさんある。
by ryoukakunokai
| 2009-09-27 23:03
| 凌鶴日記
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