5月7日(金)
協会のホームページ。 講談師のページを見ていたら、 一凛さんの亭号が 田辺から宝井に変わっていた。 師匠が亡くなって、 師匠・一鶴の弟弟子にあたる、 宝井琴梅先生の弟子となり、 名前も宝井一凛となった。 私にとって、一凛さんは、 2000年4月に同日入門し、 2005年10月にともに二つ目に昇進。 苦楽を共にしてきた仲だと 少なくとも私は思っている。 この四月で入門してから丸10年。 宝井に変わった一凛さんの名前を見て、 10年間の出来事が走馬灯のごとく浮かび、 目頭が熱くなった。 師匠が亡くなって、 お別れ会も過ぎ、一門会も過ぎ、 これからは、一門とか兄弟弟子のことなんか考えず、 自分のことだけを考えて、 自分勝手に生きていこうと思っていたのだが・・・ いかん、感傷に浸っている場合ではない。 ここが自分の弱さなのかもしれない。
by ryoukakunokai
| 2010-05-07 19:39
| 凌鶴日記
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