1月8日(月)
以前に録画した「警部補 古畑任三郎 ファイナル」を見る。1話が藤原竜也と石坂浩二、2話がイチロー、3話が松嶋菜々子がゲスト。放送は去年の正月だったようだ。脚本家の三谷幸喜の仕掛けるトリックの数々、伏線、たまらないね。舞台のように突然照明が暗くなって、古畑任三郎のスポットライトとなり、 「んー皆さん、わかりましたか。今回は〜ですぅ、皆さんも、CMの間に考えてみてください〜ん〜古畑任三郎でした〜」 なんて言うんだから、舞台的というか、通常のドラマとは違った演出だ。よく、ドラマを見ていて、「そんな上司いねーよ」とか「実際にはあり得ない」とか腹立たしくなる時がある。でも「警部補 古畑任三郎」の場合には、確かにあんな刑事はいないと思うし、あんな自転車で登場しないだろうし、また、絶対にあり得ない「暗転」もあるが、それでも決して腹立たしくならないんだよね。あれでOKなんだよね。 なにしろ、あの大リーガーのイチローが大リーガーのイチローとして出てるんだよ。しかもこれが2006年の正月に放送でしょ。だから、2006年は幸喜ではじまり、興毅で終わった年だということができるね。
by ryoukakunokai
| 2007-01-08 18:35
| 凌鶴日記
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