6月7日(木)
昼、新扇組。日本橋亭。 「正直講釈師」。 職務質問を受けた苦い体験より生まれた、 講談「正直俥夫」を下敷きにした凌鶴渾身の作品! 誰も言わないから、自分で言ってみた。 新扇組は、前座と二ツ目の出演する会。 新扇組の後に、長講一席の会があり、 本日は一龍斎貞山先生。 演目「高野長英」。 前半部分は、医者のエピソード。 後半は、牢破りした後の青山隠田に身を隠している時の話で、 私も勉強したことがある。 まだ前座のとき。 前座勉強会でかけたネタが「斉彬と長英」。 誰もやっていないだろうとこの話を選んだのに、 その日の真打出演の貞山先生から、 先生「このネタは俺もやるんだ」 凌鶴「え、先生もおやりになるんですか」 先生「傀儡師(かいらいし)胸にかけたる人形箱、 これはニンギョバコって言えば5文字になるからな、 伯龍はそう演ってたよ」 凌鶴「え、伯龍先生もおやりに・・・」 先生「本は同じだな」 凌鶴「大島伯鶴先生の速記です」 先生「うんうん」 さて本日終演後、貞山先生より 「皆でさぁ、何か食べにいこうよ」 利久庵のもりそば、MIKADOのモカソフトをごちそうになった。 阿久鯉姉さん、一邑姉さん、一凛さん、琴柑さんと私の5人がお供した。 途中で、気づいて携帯のカメラで撮影したため、 中途半端な写真でお店に対して申し訳ないが、 今度また先生に連れて行って頂いたときに、 食べる前に撮ろうと思う。 大先輩である先生と、ご一緒できる喜びから、 ブログのことを、途中まで失念していた、 ということにしておく。 「何か男がソフトクリーム食ってちょっと間抜けじゃないか? 大丈夫か?ま、いっか」 と、おっしゃってた。
by ryoukakunokai
| 2007-06-07 20:52
| 凌鶴日記
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