9月29日(土)
ある方から、調布花火の券をいただき、 布田会場有料観覧席で、花火を見た。 時折小雨はパラついたものの、 首が痛くなりそうなほど間近な位置で見上げるのは、 何とも贅沢なひとときだ。 そのド迫力と美しさに酔いしれた。 ドン、ヒュ〜、パラパラパラ、シュー、バチン、 あ〜火の粉が、真上から落ちてきそうだ。 次から次へと打ち上げられ、 チラシによれば、1万発なんだとか。 時折、音楽にあわせて花火が打ち上げられるという企画もあり、 見事に音楽とマッチ。 綿密にタイミングを計算しているね、たぶん。 仕掛け花火は、水木プロ提供の「ゲゲゲの鬼太郎」。 それにナイアガラの滝。 打ち上げる花火と花火の間隔が早くなり、 打ち上げられる量が多くなるにつれ、 人々の歓声が大きくなる。 自分でも「オー!」とか声を発している。 花火は近くで見るのが最高だ。 その後、調布まで歩き、 居酒屋で友人達と映画の話で盛り上がった。 相当に盛り上がった。 店を出る時、友人が言った。 「そういえば、居酒屋で花火の話、全くしてないね」 花火は最高だったはずだ。 感動したね、って、道すがら話していたはずだ。 でも居酒屋に入ったとたん、違う話で盛り上がる。 そもそも花火とはそういうものなのかもしれない。 それが最高の花火なのかもしれない。 花火を楽しんだからこそ、 その後の居酒屋での話で盛り上がり、 お酒をおいしく頂けた。 花火が、パッと散っていくように、 人の心の中の、いろんなもやもやしたものを、 花火は、パッと吹き飛ばしてくれ、 リセットしてくれたのかもしれない。
by ryoukakunokai
| 2007-09-29 23:59
| 凌鶴日記
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