1月13日(日)
母の知り合いのお宅で、講談。 「村越茂助誉れの使者」「生か死か」を読む。 じっくり聴いていただいて、非常にうれしい。 リビングルームの端に座布団と釈台。 10歳の少年が、目を輝かせて聴いてくれた。 落語が好きなんだそうだ。 田辺凌鶴という字こそ大人によるものだが、 紙と紙を貼り合わせた「めくり」と 工作用の厚紙で「めくり台」を 作ったという。 他に、トイレと矢印の書いた紙、 休憩室と矢印が書いた紙が、室内に貼ってある。 「(講談会が)ここでやってるよって、 外に貼っておけば、 外で遊んでる人も来たかもしれないな〜」 とは少年の言葉。 お父さん、お母さんが手伝っているとは思うが、 子どもなりに会を迎えるにあたって、 一所懸命工夫しているのが感じられる。 彼は、どれくらい理解しただろうか。 講談を聴いて、やっぱり落語だな って思ったんだろうか。 講談もなかなかいいものだ って思ってもらえただろうか。 あれ、今気づいたけど、 メクリ。田辺凌鶴の下に小さい文字が。 携帯のカメラなのでわかりづらいが、 「様」って書いてあるようだ。 通常メクリには「様」は入れないが、 悪い気はしない。 優しさが感じられる。
by ryoukakunokai
| 2008-01-13 22:22
| 凌鶴日記
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