2月7日(木)
新扇組。お江戸日本橋亭。 新作講談「いわく付きの物件」をかける。 入場料が1000円から1500円に 値上がりしていた。 熊田紺也著『死体とご遺体〜夫婦湯灌師と4000体の出会い〜』 (平凡社新書)読了。 遺体を洗って、死化粧を施す湯灌。 死に対して、できれば考えたくないし、触れたくない。 こういう仕事をしているんです、 と口にする事によって、 以来疎遠になった事もあるという。 でも、著者夫婦の努力もあると思うが、 遺族から感謝されることが今は多いという。 最初は借金返済のために、 はじめた割のいい仕事、 というとらえ方だったんだろうが、 今は喜びを感じて、 死者の旅支度のお手伝いしている というところまで極めていらっしゃる。 感動の作品だ。 妹弟子の一乃さんが、 「兄さん、こういう本があるんですよ」 と貸してくれた。 この妹弟子、すでにこういう本を読んでいるんだね。 言葉遊びの会でも、 結構いい作品提出してるし・・・ あなどれない。 っていうより、こっちが本を読まなさすぎ?
by ryoukakunokai
| 2008-02-07 18:32
| 凌鶴日記
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